管理会社を長い間続けていると、管理物件のこの物件の空室をなんとか埋めたいと、いつも考えています。いろんな手立てを考えて、市場を刺激し、仲介業者の皆様にも協力いた
だくのですが、決まらない物件と言うのは有ります。
空室が埋まらない理由はいろいろ有ると思うのですが、ある共通項目があります。
1.築年数を経て、外観もみすぼらしくなって来た物件
2.間取りが古く、狭い1DK+和室
3.風呂が狭い、3点ユニットバス(洗面台、風呂、トイレが一緒)
4.設備が古い
5.内窓が木製
6.外階段
いろいろな経緯があるのですが、現在の空室は、クロスは張替、畳表替を実施、汚くなった扉や、木製品は全て塗装してあります。
もちろん、全室照明器具を取り付け、整備済みのFF灯油ストーブも設置、ガスコンロも安価な物ですが、設置してあります。
生活するのに、無いのはカーテンぐらいなのですが、その地区(地下鉄駅徒歩○○分以内)で、同じ様な間取りと、賃料で検索をすると、なんと1,000件物件がヒットします。
もう凄い過当競争の中になりますので、広告料を2ヶ月にしたり、フリーレントを付けて、さらにカーテン代を¥1万プレゼント(実際は値引き)すると言った販売促進をしていま
すが、決まらない時には、決まりません。
賃貸物件は現状で貸す事が原則で、見た目の最初の印象が非常に大事なのです。
最低減のリフォームをしていないと、決まる物も決まりません。